ネイリスト求人に年齢制限はあるの?

ネイリスト求人の条件に、年齢制限はありません。
ではネイリストとは、いくつになっても働く事が出来る仕事なのでしょうか?

確かにネイリスト=若くてオシャレに敏感な女性というイメージが強いかもしれません。
実際に年齢制限がなくても、ネイリスト求人に応募して面接をした場合、若い人の方が採用されやすいのが現状です。

美容関係の仕事全体に言える事ですが、離職率が高い事もあり、ネイルサロンで働く人の多くは20代です。
高校を卒業し、ネイルの専門学校で2年学び、20歳でネイリストとして就職をする。

ネイリストとして就職をし、4~5年で店長クラスに昇進するか独立・開業をするという流れになります。
そのため20代半ばで早くも店長として働く訳です。
激務という事もあり、結婚や出産を機に、辞めてしまう女性も少なくありません。

ですが20代しかネイリストとして、働く事が出来ないのかというと、そんな事はありません。
若い顧客が多いネイルサロンであれば、ネイリストも若い女性が多いですが、顧客の年齢層が比較的高いネイルサロンも存在しています。そしてそういうネイルサロンでは、30代のネイリストを積極的に採用しています。
また独立・開業をすれば、自分のペースで働く事が可能なので、手に職がある仕事としていくつになっても働く事は可能だと言えるでしょう。

ただしネイリストは、爪に模様を描いたりラインストーンを付けたりするなど、細かい作業が中心となります。
そのため目を酷使するため、老眼になると続けるのが厳しいという体力面での問題があります。

加えてネイリストとは、センスが問われる仕事です。
ネイルの技術もどんどん新しいものが出てくるので、日々最先端の技術を習得する必要があります。
ですが若い頃は、物覚えが良く、すぐに習得出来た技術が、加齢に伴い新しい事を覚える事が大変になってしまう事もあるでしょう。

またネイリストは、結婚や子育てをしながら仕事を続ける事が可能か?というと周囲の協力が必要となります。
勤務先によっては早番と遅番のシフト制ですし、何より土日祝日が最も客数が伸びるので、休みがとりにくい職場です。
加えてネイリストは激務でもあります。

なので、結婚や子育て中の場合は、フルタイムで正社員として働くのは難しいかもしれません。
アルバイトやパートで働きながら仕事を続け、ブランクを作らない事が、ポイントだと言えます。
なぜかというと、日々新しい技術を習得する必要があるので、ブランクがあると仕事復帰が難しい仕事だからです。

そのため、短時間勤務でも仕事を続け、子育てがひと段落したら、フルタイムで働くというのも1つの働き方だと言えるでしょう。

なぜネイリストの離職率は高いのか?

ネイリストとは、オシャレでキラキラしていて、好きを仕事にしている女性の憧れの職種の1つでしょう。
しかしながら専門学校で学び、ネイリストの資格を取得したのにも関わらず、離職率が高いのが現状です。

ではなぜネイリストの離職率が高いのか、その理由について紹介します。
まずネイリストは、最初から高収入を得られる訳ではありません。
専門学校を卒業し、資格を取得していても、未経験な状態からスタートする訳です。

技術習得を目的として、最初は研修からのスタートとなる事も少なくありません。
研修では、相場は800円前後ですが、ブラックなネイルサロンになると時給500円や無給のところも珍しくありません。

しかも技術を早く取得しようと、頑張って仕事の後に残業しても、練習にも材料費がかかってしまいます。
そのため経済的に、苦しくなって離職してしまう人も少なくありません。

またネイリストは、華やかな世界に見えて、地道な作業や練習も少なくありません。
しかもスポ根の世界です。
8時間ネイルサロンで働いて、その後に終電まで練習し、さらに休日には講習会に参加する。

そんな努力を続けなければ、人よりも技術を身に着ける事が出来ません。
給与面での低賃金に加えて、自分のプライベートな時間が全く確保出来ない事にも参ってしまう人も少なくありません。

さらに、ネイルサロンは女性ばかりの職場です。
女性特有の面倒な人間関係も、無視する事が出来ません。
残念ながら、ネイルサロンによっては、新人イジメも行われています。
しかもヘルプに入ってもらえない、仕事を教えてもらえないなど、仕事に支障が出てしまうようなイジメ内容も珍しくありません。

そして悪循環なのですが、離職率が高く、職場に人が定着しないと、年中人手不足の状態となってしまいます。
そのため人手不足をカバーするために、残業したり、休日出勤が増えてしまったりするので、労働環境の悪さに耐え切れなくなって、さらに人が辞めてしまいます。

もちろん、全てのネイルサロンが働きにくいブラックな職場ではありません。
ですがブラックな職場に就職してしまうと、頑張りたいという気持ちがあっても、徐々に心も体も疲弊して頑張れなくなってしまいます。そのためネイリストを目指す時に、ネイリストとして働く覚悟があるか、自分自身に問いかけて下さい。

そしてもちろん労働環境も重要なので、少しでも労働環境のいいネイルサロンで働けるように努力しましょう。
例えば、専門学生の頃から気になるネイルサロンでアルバイトをするなど、そのネイルサロンの内情を知っておく事をオススメします。

ネイリスト求人の選ぶポイントについて

ネイリストとして、ネイルサロンで働く場合、選んだ求人によって労働環境は大きく異なります。
入社してすぐに後悔し、辞めたいという状況に陥らないように、ネイルサロン求人の選ぶポイントについて紹介します。

まずネイルサロンの求人を選ぶ前に、ネイルサロンの求人はどこで行われているのでしょうか?
ネイル専用の求人サイトであれば、一度に多くの求人をチェックし、比較する事が出来るのでオススメです。
また憧れのネイルサロンや、憧れのネイリストがいる場合は、ネイルサロンのHPをチェックして、求人情報がないか探してみましょう。

あとネイリストになるために、専門学校に通っている人も少なくないでしょう。
その場合は、専門学校が就職支援を行っているはずです。
系列のネイルサロンや専門学校に寄せられた求人を紹介してもらう方法もあります。
そういう意味では、ネイリストとして学ぶ際に、就職率の高い専門学校を選ぶ事も重要だと言えます。

では次に、ネイリスト求人のどこをチェックすればいいのか紹介していきます。
ネイリスト求人には、資格の有無や経験の有無を問われます。
店舗運営がしっかりしているネイルサロンは、提供するサービスの質を下げたくないため、ネイリストの質に拘ります。

そのため応募条件に、ネイリスト検定の2級以上の資格を取得している人に限定されている求人を選ぶべきだと言えます。
もし正社員の求人なのに、応募条件が無資格・未経験でもOKな場合は、要注意です。
それだけ求人条件を下げないと人が集まらない、人手不足のネイルサロンの可能性があるからです。

そして人手不足の原因は、ブラックネイルサロンで人が居つかない、経験が身につかない、サービス残業が多いからかもしれません。
他にも、助成金目当てで求人していたり、無資格者をサロン系列のネイルサロンへの勧誘が目的だったりもするので、注意が必要です。

また求人を選ぶ場合に、給与もチェックポイントとなります。
ネイリストの正社員の初任給は、18万円程度が相場となっています。
相場よりも極端に高い場合と、極端に安い場合は、ブラックネイルサロンのリスクが高いので避けた方が賢明です。

ただし無資格・未経験からのスタートの場合は、研修期間が長くなります。
そして研修期間は、時給を低めの設定や無給のところも少なくありません。
ですが、研修期間中でも給与が発生するネイルサロンの方が、人を育成に力を入れている優良なネイルサロンだと言えます。

ネイルサロン求人では、待遇や福利厚生もキチンとチェックして下さい。
待遇では、ネイルのデザインに使う道具は、自己負担なのか、それともネイルサロンから支給されるのかでは雲泥の差です。

給与が同額程度であっても、福利厚生が完備されているのか、交通費が支給されるのかによって、生活の負担は大きく異なります。

ネイリスト求人の勤務時間と休日について

ネイリスト求人で、チェックするポイントは給料という人も多いでしょう。
しかしながら、勤務時間や残業時間、休日などの勤務シフトがどうなっているのかも気になるところです。
なので、ネイリストとして働く場合、どのような勤務シフトで働く事が一般的なのか紹介していきます。

まずネイリストの勤務時間は、会社員のように平日の9時~18時に固定されている訳ではありません。
サービス業に属するため、お客様が利用しやすい時間帯にネイルサロンを営業しておく必要があります。
勤務先のネイルサロンによって、営業時間は多少異なりますが、9時~21時営業のネイルサロンが多いと言えます。

そのため勤務時間は、9時~21時の間で、早番と遅番の交代制のシフトとなり、労働時間は8時間となります。
ただし、営業時間は21時だったとしても、21時ぴったりに帰宅出来る訳ではありません。
閉店後に、掃除や片づけを行い、さらに練習したり講習会に参加したりすることなど、日々スキルを磨く必要があると言えるでしょう。

特に新人は、練習をたくさん行う必要があり、寝る時間やプライベートの時間を削って努力している人が大勢います。

次に休日に関してですが、休日も勤務先のネイルサロンによって異なります。
週休2日休めるところもあれば、週休1日と半休で月に6日程度の休みしかないところもあります。

定休日が設定されているネイルサロンの方が、定休日が休日となるので、しっかり休みを確保しやすいと言えます。
またネイルサロンは、サービス業なので、土日祝日が忙しく、土日祝日はフル出勤で、平日に休みとなるところがほとんどです。

先ほど紹介した勤務シフトに関しては、あくまでも勤務先がネイルサロンの場合です。
最近増えつつある出張ネイリストの場合は、勤務スタイルは大きく異なってきます。
出張ネイリストとは、ネイルの道具を一式持って移動し、お客様の自宅やイベント会場でネイルをする人の事です。

そのためどうしても移動にかかる時間が長くなり、拘束時間はネイルサロンで働くよりも長くなるケースがあります。
また移動時間以外にも、早朝や夜間などお客様の都合のいい時間に合わせる必要があるため、空き時間も出来てしまいます。

出張ネイリストは、臨機応変に対応してもらえる事が魅力です。
そのため自己都合で勤務時間を選べる訳ではなく、お客様都合の勤務時間になる事は肝に銘じておきましょう。

ネイリストとして働く場合、勤務時間や休日に関しては、勤務先や役職によって大きく異なってきます。
なので、面接時に、勤務シフトに関する疑問点はキチンと確認する事をオススメします。

ネイリスト求人の給料相場について

ネイリストは、手に職を持った専門職で華やかな仕事というイメージを持つ人も多いでしょう。
ではネイリスト求人で、給与相場は一体どれぐらいなのでしょうか?

まずどんな仕事においても言える事ですが、経験者と未経験者とでは、給与相場は異なります。
未経験者の場合は、いきなり正社員として採用される事は難しく、アルバイトとして採用されて、経験を積む事になります。

そしてアルバイトのうちは、時給は低く、800~900円程度と考えておきましょう。
またアルバイトとして採用された場合も、研修期間を得て正社員に昇給してもらえるのかどうかも面接時に確認しておく事が重要です。

アルバイトのうちは、フルタイムで働いても月給で12~14万円程度にしかなりません。
さらに勤務時間中だけでなく、仕事が終わった後にも技術を磨くため、ネイルの練習をする必要があります。
なので、給与が安くてもWワークをする事は難しく、生活が厳しい事を覚悟しておきましょう。

もし運よく未経験でも最初から正社員として採用された場合は、アルバイトよりは待遇がいいと言えます。
未経験者で正社員の場合は、初任給は17~19万円程度が相場となります。

時給や初任給を見て、ネイリストって思ったほど稼げないと思った人もいるかもしれません。
ですが経験を積めば、給与は徐々に上がります。
まずは給与が安くても、経験が身につくネイルサロンに就職する事がネイリストへの第一歩だと言えます。

では次は、経験者の給与相場について紹介します。
経験者の場合でも、実務経験の年数やスキルによって給与相場は変わります。
実務経験が1~3年以内の場合は、アルバイトで時給が1000~1300円、正社員で21~24万円程度となります。

そしてさらに経験を積み、実務経験が4~5年になると、お店によっては店長クラスに昇進する事が可能です。
店長クラスになると、売上管理、店舗運営、スタッフの育成など責任のある仕事を任せられるようになります。
それに伴い給与もあがり、30~50万円程度稼ぐ事が可能になります。

では独立・開業した場合の収入はどれぐらいになるのか気になりますよね。
しかし独立・開業した場合は、あくまでもネイルサロンのオーナーとなる訳なので、給与は売上によってピンキリだと言えます。

独立・開業に成功し、客足が途切れない人気ネイルサロンとなれば、年収1000万円も夢ではありません。
ですが逆に独立・開業に失敗し、客足が途絶えてしまったら、開業にかかった資金や月々に発生する経費など、給与どころか赤字となってしまいます。

そのため独立・開業をするためには、ネイリストとしてのセンスやスキルも重要ですが、会社経営のセンスも必要です。
その事をよく理解した上で、働き方を決めましょう。